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もっと自由に飛びたい。

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2006年 04月 17日

旅終了

16日の飛ぶだけの日々 2日の移動日  
そもそも フライテックに出たかったのが 
エントリが遅すぎ、予定を変更してクリニックとリッジに。
フタをあければ キャンベルがオイラが何とかしちゃる という事になりかけたが
あわてて 丁重に断った。 欲をかいたらきりがない。
今日は 1日フライテック見物。 ブリーフィングも理解できるし、回収もやった。 
というか、、、、、英語は相変わらずひどいもんだけど 飛ぶことや回収は万国共通のことばかり、言葉はあんまり関係ないのかな?多分。

FL Ridge US Nationals 2006 4・8-14

コンディションとにかく ド強風の日々 6日間の予定を1日延ばし
1日延ばせる事や 皆が残れるってのも・・・・
といかく 初日と最終日のみとべた。
飛んだ2日も強風。

4・8
122km フォローを背負って途中一回クランクするタスク。
トップが1時間半ちょいでゴールしてるから 強いフォロー。
出遅れないようにフライトパークの端から端まで必死に運ぶ。
なかなか いいトコに並んだ 前にカート 横にオレッグ、ジョニー 後ろにブレット
飛ぶ前にコンラッドが一個目と2個目の間のレグ ここ気をつけてちゃんと上げて丁寧にとアドバイスしてくれた。 
この人達についていけば ゴールできるはず。。。。だったのが
とにかく 風は強いし どう考えてもそれなりに荒れてる
1本目、テイクオフ直後 強烈に持ち上げられる 
夕方、ダスティンにアレはひざまでがっちょり引かんとだめだよ。 
とアドバイスを貰ったけど 
この時はとにかく腕の伸びる限り引いて それでもタグまで下がらない 
そいてウイークリンクが切れた。 気分はここでこの感じで・・・修行か?
って感じですね とにかく速攻ランチに戻る。
!!へぇ割り込んでいいんだぁ ラッキー、ジョニーの後ろ。
2本目、とにかくぼこぼこ 200mロックアウト 何とかあげたいが・・LD
対地1mいきなり地面に叩きつけられた なんでもなかったけど まぁ一休み
他にも似たような人が何人か どうやら今日はもう飛ばないみたい
ローランがこんな風の日にやるなんてとか何とか怒ってる 
でも 飛びたい星人 3本目やっとまともに引かれた
回りながら、まっすぐファーストパイロンに向かう 
・・・・・・誰もいない。 雲消えかかってる  トーイングもっと稽古しないと話にならない
などと思いつつ進む 何とか上げ進みを繰返し 30キロ付近眼下は湿原と沼
高度300m 強風だから進んだら戻れない、、下は見ないことにして進む 弱いリフトをかまいつつ進むけどあまりいいことが無い 最後はただ地表のタービュランスにもまれつつ流して下りた。37・3キロ はぁぁぁぁ 悔しい 泣きそうに悔しい 
旅終了 _f0028458_16444141.jpg

 
4・14
本日ももっちろん強風
82km クロスウインドのレグ後フォローレグ の逆への字タスク
本日!! トーイング一発オッケー。 ひざまで引きました。いいリフトでリリースしてさくっと
上がり頭の上にブレットとリジット2機 雲まできちんと上げて進む
飛べない日に熟読してよかった クロスカントリーソアリング。
教科書どおりじゃあ~りませんか、ファーストパイロンに向かうのにかなり角度をつけて進む
45度位 これが進まない、でも先のグライダーも同じくロクに進まないからオッケー
GPSの矢印見ながら これが真横になったらふふすいすい飛べると、、
気分は美味しいものを最後に残してご飯食べてる感じ。
で、事件は起こるわけです。 前方一面微妙に暗ーくなる、先行してる3機はそこを落ちながら進み、今まさに上げ始めた 届くか?? 留まるという選択肢の無い私・・進みました。
実は、途中一回だけ弱いリフトに当りましたが 前方の3機に追いつきたい気分もあり無視。
あと、少し 日が差してるあの場所へ。 でもそこは下りることの出来ない湿原 これ以上進むと戻れない 確証のないトコに行くにはちょっと・・150m仕方なく引き返しLD
明るさを取り戻した空に新たな雲。
頭上を過ぎるグライダーが少し進んだトコで、カクッと折れてどっびゅーんと消えてく。
1時間チョイで8kちょっと、、スタートも出来なかった。 なんでこんなトコでボムアウトしちまったのか???夕方ブレットにあそこで刺さったのマキだろぉと笑われた・・・
どうやら 矢印どうりに飛んでいった人は楽だったらしいけど
フライトタイムが短いのは最初のクロスウインドのレグを角度をつけて飛ぶラインを選択したオレッグ ジョニー ブレット ナドナド、 まっコース選択は良かったっう事。
しかし 悔しい。 美味しいものは次回までお預け。 

フライトパークライフ
フラリダリッジ
日の出で起床。 夜は月明かりのみ。
日が暮れてからのシャワーも もちろん月明かりのみ
このシャワー水質を除き 人生最高に気持ちいいシャワールームです。
夜はピーコックの鳴き声以外は何もなし。
テントは隣のオレンジ畑の中。カート ボー ダスティンに囲まれ 安心してよく寝ました
遂に 私のいびきも国際デビューしたんだろーーな。。。多分
食事は毎日 美味しいものを作ってくれるので困らなかった
価格が決まってなく適当に払うんだけど 私1週間30㌦でした。
Questで毎日飛んで痩せ リッジでまた太りました。 
何処にいても、気候がよく裸足で生活できる芝の上。 快適です。
旅終了 _f0028458_1615892.jpg

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遊び 
飛べない日が5日続き  
カヌーでアリゲーター見物  1日よく漕ぎました。。
Juno beach でマントーイングでハング よく走りました。。
土手はせいぜい7・8m でなだらか ここでちょいと引っ張ってソアリングまぁそうだよね と見てたけど  ちょっと笑ったのは ビーチサイドのコンドミニアムまで歩いていって やけにロープ長くするなぁ まさか!?と思ったら やはりコンドミニアムリッジ。。18階建て。。
そうそう フロリダリッジの周りは畑 牧場 沼 湿原 以外何十キロも何もない。
で、海まできてやっとこれってイメージしてたフロリダだぁ と思いました。 

ドラゴンフライ 

爆風に吹かれほうけていたある日 夕方ボビーが藪から棒に何か問いかけてきた。
なに言われたのか一瞬わかんなかった。。隣にいたザックが笑いながらドラゴンフライ乗りたいかってさ?とつないでくれた
でうんのりたーい。
で、再び 乗るだけでいいか?操縦するか? そーじゅーしまっす。
と相成り 30分はたっぷり飛んだかな?? 面白かった。
どのくらいスピードでるのかな? と思いフォロー背負ってアクセル全開で飛んだら気持ちよかった このくらいにしとこーーと振り返って ああ~~~またやっちゃった。遠かった帰り道。
後ろのボビーは何も言わない ただ見てるかたまにもうちょっとこうしろとか言うだけ
で 私の気もすんだ頃 お約束でしょ ぐるぐるやタッチアンドゴーやらで遊園地気分まで満たしてもらって暗くなった芝に下りました。 

大会の諸々・人
初日前夜 セットアップの場所とか並び方とか 難もしらないことに気づき
ブレットに教えて貰う。
後日 風があんまり強いからスタートはJUMP START にしましょ とブリーフィングで話があり これも後からブレットに確認した。
このの手の事はこの人に聞くのが一番良い感じ 私の理解度を把握するのが早いので、話がスムーズ。きっとすごく賢いのではないだろうか?

初日地面に叩きつけられた時 バテンみたいに曲がったアップライト2本
下りて足で蹴飛ばして あらかた直したけど 翌日コンラッドにキールとか見てもらった時
アップライト直していただく事になり 両方外して なんと・・カート家のバーべキュウコンロであぶりあったまったら走ってタイヤを支点に両端に二人でブル下がる 何回繰り返したろ??
1時間はやったと思う とにかく まっすぐになった。
丁寧な仕事にびっくり!! 

ドライバー
これは必須で、3月に来た時いいよといってくれたジュリーを当てにしてたのが没になり
めちゃくちゃあわてた リッジまで運んでくれたボーやカート達にこれ以上頼りたくないし。
でそんな時、大会前日飛んだときにサポートしてくれたMARCOがおまえドライバーいるのか?って聞いてきてくれた。ラッキーーー大助かり 1回収15ドルで請け負ってくれた安い。
次回は事前に何とかできるといいんだけどなぁ・・事前準備は英語力が・・・必須。。

アウトランディング
これ 結構微妙です。 QUEST の周りはそれなりに街だけど
リッジはホントに何も無い。それと、あまり豊かなかんじがしないので、夜ATMでお金だしたりしてる時 ちょっと怖かった。
で、初日 下りてすぐパトカーが来た 原っぱの真ん中に・・
何事かと思ったら ワニと蛇がいっぱいいるから早くたたんで道に出るように といわれた
で たたんで道にでた。MARCOには電話済みだけど道に出たら圏外。。まじかいな。
とそこに 再びパトカー別のおまわりさん この人に頼んでもう一回MARCOに電話してもらう
このおまわりさん、他のパイロットの場所も把握してて なんと回収の先導をしてくれた。
いい話ばかりじゃない 道で待ってる時、あまりにも暑い、アームスリーブをほっかぶりしてハーネスに腰掛けてたら 通過した車が止まって戻ってきた 私の前で減速し大声で何か叫びながら何か投げつけてきた。若い馬鹿兄ちゃん3人 これはびびった
だって この道車なんか全然通らないし 周りはワニのいる原っぱ 逃げる場所が無い。
乞食じゃないんだよっ おばんがりか?? ったく・・・
最終日も原っぱ でも大きな家が横にある で道にでるのにこの家横をハーネス担いで歩いてた時 住人帰宅。 事情を説明して事なきを得る。 でグライダー取りに原っぱに戻り歩き始めたら住人様がピックアップトラックで来た 手にはたっぷり氷の入った水。 グライダーは運んでもらうはその後アイスクリームをごちになり MARCOがくるまでの1時間住人様がたが付き合ってくれた。シャワーも使いなさいと進めてくれたけど丁重に断った。

へぇええ と思ったのは 賞金が優勝者にでてこれが200ドル 少ないなぁと思ったら
出ることがまれで いつも何も出ないとの事。

夕べはワラビーランチでWWのパーティがあり カナダチームの皆に連れて行って貰いました。アメリカ3回目にして始めてたぅぷり飲んじゃいました。。。たまにはよかろ。
いったい何のパーティかよく解らなかったけど 顔見知りの人がいっぱいいたので楽しく飲みました。
今回の新発見は悔しい気分を味わってしまったこと、
私 何につけてもあまり悔しいと思うことがないんです。
あと 情けなくて泣きそうな時は、どうにかして何とかすると忘れられる事。 
フライテックはすごく楽しそう。来年は早くエントリーしよっ
で 次の旅は夏に決定 新たに知り合った人達と夏の再会を約束しました。
という訳で 野宿から日常に戻ります。
もう気持ちはすっかり切替わり、仕事モードになりつつありますが・・・・・
鏡の中の土人・・・これはかなりやばいかも。。 
あと 1時間でQUEST としばしお別れ。   
   

by silent-air | 2006-04-17 15:52


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